(社)日本材料学会 
腐食防食部門委員会 第55回研究集会


日 時:2006年12月13日(水) 13:00〜16:40
場 所:たかつガーデン 3F ローズ
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番11号 TEL 06-6768-3911
(近鉄上本町駅から徒歩約3分、地下鉄谷町九丁目駅から徒歩約7分、http://www.takatsu.or.jp/ ) 


主題 「腐食防食研究などの最近の成果」

 腐食防食の分野では数々の事例と基礎的な知見とを総合した技術・情報の蓄積が必要とされています。本研究集会では、腐食防食の分野において優れた研究の集大成をまとめられ、最近Frank Newman Speller Awardを受賞、博士学位を取得された方々に、その成果の概要を披露していただきます。※本例会は日本材料学会CPD企画です。

− プログラム −

1. 「CO2及びH2Sガスを含む油井環境用の耐食材料開発」 
13:00〜13:50
住友金属工業(株)植田昌克

 著者は油井環境の耐食材料開発に関した研究及び国際的な学協会活動が認められ、NACE Internationalより2006年度のFrank Newman Speller Awardを受賞した。 本稿ではCorrosion 2006の学会で行われた受賞記念講演の内容を中心に、耐食性油井管開発の概要を1)油井用耐食性材料とは、2)環境の腐食反応性、3)自己修復皮膜を生成させる合金設計の観点から述べる。 特に、自己修復皮膜生成挙動を熱力学的に推定される高温の腐食反応及び腐食生成物の溶解度の計算結果から議論する。

2. 「炭素薄膜の作製とその電気化学特性に関する研究」
13:50〜14:40
兵庫県立大学 福塚友和

 炭素材料はリチウムイオン電池の負極として実用化されているが、炭素粉末と結着剤を混合した合剤電極として使用されており、基礎的な解析に向いていない。そこで、本博士論文では基礎的な解析に適した炭素薄膜をプラズマCVD法で作製し、キャラクタリゼーションを行うとともにリチウムイオン電池負極特性を調べた。

3. 「電気化学ノイズ法による化学プラント腐食診断技術に関する基礎研究」
14:40〜15:30
三菱化学(株)宮澤正純
 
 腐食モニタリングの手法として、応答性が高く、外部から電気的印加を行わないため金属表面への影響が少ない同材質の3電極を用いた電気化学ノイズ法の全面腐食ならび局部腐食について基礎研究、およびそれらの成果に基づく化学プラントに適用した結果を報告する。

休憩
15:30〜15:40

4. 「石油化学プラントの塩素含有環境下における金属材料の腐食と防食技術に関する研究」
15:40〜16:40
三井化学(株)松田宏康

 石油化学工業は成熟産業であるにもかかわらず、未だに多くの腐食が発生している。中でも、塩素を含む環境における腐食は激しく、応力腐食割れの発生頻度が高い。また塩素による腐食は、温度水蒸気圧、化学成分濃度、腐食生成物などにより大きく影響され、そのメカニズムが極めて複雑である。今回、400K-700Kの乾食環境でのCl2、HCl、O2及びH2O混合ガス中における各種合金の腐食挙動と、300K以下の塩化物イオンを含む湿食環境での炭素鋼およびステンレス鋼の腐食について研究した内容を紹介する。

(協賛予定)腐食防食協会、腐食防食協会関西支部、日本防錆技術協会、電気化学会、化学工学会、表面技術協会、石油学会、日本金属学会、日本ボイラ協会、火力原子発電技術協会、軽金属学会、ステンレス協会、近畿化学協会

・なお、研究集会終了後、懇親会(3Fカトレア、会費:3,000円)を催しますので、多数のご参加をお願いいたします。準備の都合上、参加申し込みを平成18年11月30日までにお願いいたします。

・なお、腐食防食部門委員会会員以外の方で日本材料学会・協賛学会会員の方には当日、参加費(5,000円、資料代含む)、その他非会員の方には10,000円を戴きます。



【申込先】
兵庫県立工業技術センター 機械金属工業技術支援センター 
高谷泰之
〒673-0405 三木市平田字フケ240-1
電話:0794-82-0026、FAX:0794-83-6230、E-mail:takatani@hyogo-kg.go.jp


参加申込記載内容
氏名、所属、会員種別、連絡先(住所、電話、Fax、E-mail)
研究集会:  参加  不参加 いずれかを明記
懇 親 会:  参加  不参加 いずれかを明記

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